人工芝を敷いて、快適な庭を実現した皆さんは、そこでバーベキューを楽しみたいと思っているかもしれません。
しかし、人工芝の上でのバーベキューには、火事や溶けるといった心配がつきものです。
せっかくの庭でのバーベキューを安心して楽しむためには、注意すべき点や対策方法を知っておく必要があります。
この記事では、人工芝の上で安全にバーベキューを楽しむための、重要な注意点と具体的な対策方法を3つご紹介します。
□人工芝の上でのバーベキューの注意点
人工芝は、見た目は自然な芝生に似ていますが、素材はプラスチックです。
そのため、熱に弱く、火災のリスクも高いため注意が必要です。
1:火が落ちないようにする
人工芝は、高温になると溶けてしまうだけでなく、可燃物であるため火災にもつながる可能性があります。
そのため、火が落ちないように細心の注意を払いましょう。
・火の始末は徹底的に行い、燃えカスは完全に消火してから処分しましょう。
・バーベキューコンロから火が飛び出す可能性も考慮し、コンロの周りに燃えやすいものを置かないようにしましょう。
・風向きにも注意し、風で火が飛んでいかないようにしましょう。
2:終わった後はきちんと掃除をする
バーベキュー後は、食材のカスや油汚れなどが残っている可能性があります。
これらの汚れは、雨や風でさらに頑固な汚れへと変化し、人工芝を傷めてしまう原因となります。
・ダストパンやブラシを使って、ゴミや汚れを丁寧に掃除しましょう。
・水で洗い流す場合は、水圧が強すぎると人工芝が傷んでしまうため、優しく洗い流しましょう。
□人工芝の上でバーベキューをする3つの対策
人工芝の上でのバーベキューで、火事や溶けるといった心配をなくすためには、以下の3つの対策が有効です。
1:人工芝の上に防火シートを敷く
防火シートは、バーベキューコンロの熱から人工芝を守るための必須アイテムです。
防火シートは、バーベキューコンロの下に敷くことで、コンロの熱が直接人工芝に伝わらないようにします。
また、食材から飛び散った油やタレなども受け止めるので、人工芝の汚れ防止にも役立ちます。
防火シートは、ホームセンターやオンラインショップで購入できます。
2:地面が平らな場所を選ぶ
バーベキューコンロを置く場所は、地面が平らで安定している場所を選びましょう。
不安定な場所だと、コンロが倒れて火災やケガにつながる可能性があります。
人工芝の下地が不安定な場合は、コンロを置く場所に板などを敷いて安定させましょう。
3:炭を使わないコンロを使用する
炭を使わないガスコンロや電気コンロは、火の始末が簡単で、火災のリスクも低いためおすすめです。
炭は、燃えカスが残ったり、火種が完全に消えていない場合があるため、火災のリスクが高いです。
ガスコンロや電気コンロは、温度調節がしやすいので、食材を焦げ付きにくく、安全にバーベキューを楽しめます。
□まとめ
人工芝の上でのバーベキューは、火事や溶けるといったリスクがあるため、注意が必要です。
火が落ちないようにする対策や、終わった後の掃除など、安全にバーベキューを楽しむために必要な注意点を理解しておきましょう。
また、防火シートを敷く、地面が平らな場所を選ぶ、炭を使わないコンロを使用するなど、適切な対策を講じることで、安心してバーベキューを楽しめます。
これらの対策を参考に、安全で楽しいバーベキューを実現してください。
気になることがある場合は、当社のような専門家にぜひご相談ください。
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