庭の手入れに時間と手間をかけたくないけど、美しい庭を維持したい。
そんな方は、雑草に悩んでいませんか。
せっかくの庭の手入れが、雑草対策にばかり時間を取られてしまうのは、本当に残念ですよね。
この記事では、雑草が生えないようにするための方法や、失敗しがちな雑草対策とその対策について解説します。
□雑草が生えないようにする方法
雑草が生えないようにするには、さまざまな方法があります。
1: 草むしり・草刈り
もっとも王道で誰でも手軽に行えるのは「草むしり・草刈り」です。
草むしりをする際は、根っこから丁寧に抜き取るようにしましょう。
雑草の根っこが残っていると、すぐにまた生えてきてしまいます。
草むしりが面倒な場合は、鎌を準備して草刈りするのも良いでしょう。
ただし、草むしり・草刈りには除草効果・防草効果はありません。
そのため、時間が経つとまた雑草が生えてくるので、定期的に行う必要があります。
2: 除草剤の散布
除草剤は、広範囲のお庭でも手間なく除草できます。
草むしりとは異なり除草効果があるので、その後の雑草対策にも効果的です。
ただし、除草剤は、関係のない他の植物まで枯らしてしまう可能性があります。
使用する際は、十分に注意して散布しましょう。
3: 防草シートを敷く
防草シートは、雑草が生えないようにするシートです。
防草シートを敷く際は、事前に雑草をなくしておく必要があります。
草むしりを怠ると、防草シートの下から雑草が生えてきて、防草シートを敷く意味がなくなってしまいます。
また、防草シートだけでは紫外線で劣化する可能性があるので、上から芝生を敷くことをおすすめします。
□失敗しがちな雑草対策とその対策
雑草対策にはいろいろな方法がありますが、選択を間違えると、「すぐに雑草が生えてきた」「殺風景になってしまって残念」ということになりかねません。
1: 砂利
砂利は、雑草対策として多用されますが、使い方を誤ると、かえってお手入れが大変になってしまいます。
砂利を敷いただけではすぐに間から草が生えてきてしまいますし、細かい落ち葉が多いところで使うと、掃除が大変になります。
2: 全面コンクリート
雑草に悩む方なら、「いっそお庭が全部コンクリートだったら楽なのに」と一度は考えるのではないでしょうか。
しかし、実際にやってみると「殺風景になってしまった」「排水を考えた設計にしなかったので水たまりが出来た」と後悔することもあります。
3: ウッドチップ
ウッドチップは、手軽な雑草対策として人気ですが、すぐに雑草が生えてきてしまう、落ち葉のお掃除が大変、木質を好む虫が越冬のために集まりやすいため植物の調子が悪くなるなどの問題があります。
□まとめ
この記事では、雑草が生えないようにするための方法や、失敗しがちな雑草対策について解説しました。
雑草対策には、さまざまな方法があります。
庭の状況や自分の好みによって最適な方法を選び、計画的に雑草対策を行うことが重要です。
この記事が、皆さまの庭の雑草対策に役立てば幸いです。
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