庭やベランダを人工芝にしたいと考えている方の中には、人工芝の手入れの大変さや費用などについて気になっている方が多いのではないでしょうか。
そこで、今回の記事では、外構に人工芝を使いたいと考えている方に向けて、人工芝ならではのデメリットと、よくある後悔ポイントをご紹介します。
□外構に人工芝を使う時のデメリット
人工芝は、手入れが楽で見た目も美しいなど、多くのメリットがある半面、費用や耐久性・見た目の面でデメリットもあります。
ここでは、外構に人工芝を使うデメリットを解説します。
1:費用が高い
人工芝は、天然芝に比べて初期費用が高いのがデメリットです。
人工芝の種類や品質・施工面積によって費用は大きく変わりますが、一般的には、天然芝の2~3倍程度の費用がかかります。
特に、高品質な人工芝や、施工面積が広い場合は、費用がさらに高額になります。
2:夏場に熱くなる
人工芝は、太陽光を吸収しやすく、夏場には非常に熱くなります。
特に、黒い人工芝や、日当たりの良い場所に設置した場合、熱がこもりやすく、火傷をする恐れもあります。
小さなお子様やペットがいる家庭では、特に注意が必要です。
3:劣化が早い
人工芝は、紫外線や雨風の影響を受けやすく、経年劣化を起こします。
特に、安価な人工芝は、耐久性が低く、数年で色あせたり、毛が抜けたりすることがあります。
また、人工芝の素材によっては、ペットの尿や糞によって変色したり、傷つきやすくなたりする場合があります。
4:思ったよりも手入れが大変だった
人工芝は、天然芝と比べて、汚れが落ちにくいという特徴があります。
特に、ペットを飼っている家庭では、毛や糞尿の汚れが付きやすく、定期的な掃除が欠かせません。
掃除のしやすさを考慮して、人工芝を選ぶことが重要です。
5:季節感がなく、庭が寂しく感じてしまう
人工芝は、1年を通して緑色を保つため、季節の変化を感じられません。
そのため、庭に季節感を演出したい場合は、人工芝よりも天然芝の方が適しています。
□人工芝でよくある後悔ポイント
1:見た目の後悔
人工芝は、天然芝に比べて、どうしても人工的な見た目に仕上がります。
特に、安価な人工芝は、見た目が不自然で、せっかくの庭が台無しになってしまうことも。
人工芝の見た目に後悔しないためには、できるだけ天然芝に近い質感と色合いのものを選ぶことが大切です。
また、施工前にサンプルを取り寄せ、実際に庭に敷いてみて、イメージと合っているか確認することがおすすめです。
2:耐久性の後悔
人工芝は、耐久性が低いものも多く、数年で劣化してしまうことがあります。
高額な費用をかけて施工しても、すぐに劣化してしまい、再度費用がかかってしまう可能性も踏まえて、耐久性の高い人工芝を選ぶことが大切です。
3:費用の後悔
人工芝は、初期費用だけでなく、メンテナンス費用もかかります。
特に、劣化が早い場合は、頻繁に交換する必要があり、費用がかさむ可能性があります。
□まとめ
人工芝は、手入れが楽で見た目が美しいなど、多くのメリットがある一方、費用や耐久性、見た目、掃除、季節感などの面で、思わぬ落とし穴があることを理解しておく必要があります。
この記事では、人工芝のデメリットを5つのポイントに絞って解説しました。
事前にこれらのポイントを理解し、後悔のない人工芝選びをするようにしましょう。
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