庭の緑化を考えているあなたは、天然芝と人工芝、どちらにするか迷っていませんか。
どちらも魅力的な選択肢ですが、それぞれメリットとデメリットがあります。
この記事では、天然芝で後悔するポイントと人工芝のメリットをご紹介します。
□天然芝で後悔するポイント
1. 管理に手間がかかる
天然芝は生きているため、定期的な手入れが必要です。
水やり、芝刈り、肥料の散布などが欠かせません。
特に春から夏にかけての成長期には、暑い中での芝刈りが大変です。
これを怠ると、美しい芝生を維持することは難しくなります。
2. コストがかかる
天然芝の維持にはランニングコストがかかります。
芝刈り機や熊手、肥料、除草剤などの消耗品が必要です。
また、燃料を使う芝刈り機の場合、燃料費もかかります。
初期費用が安いからといって気軽に始めると、後からコストの高さに後悔することがあります。
3. 虫が発生しやすい
天然芝は虫が好む環境です。
バッタやダンゴムシ、蝶々などの馴染みのある虫だけでなく、害虫も発生します。
これらの害虫は芝生を傷めるため、対策が必要です。
しかし、害虫は次々に発生するため、終わりのない管理が続くことになります。
4. 雑草に悩まされる
天然芝を敷いても雑草は生えます。
雑草は芝生の隙間から次々と顔を出し、放置すると芝生を覆ってしまいます。
美しい芝生を保つためには、頻繁に雑草を抜く必要がありますが、誤って芝生まで抜いてしまうこともあり、見た目が悪くなることもあります。
5. 日当たりが悪いと成長しない
天然芝は日当たりの良い場所を好みます。
庭の一部が日陰になると、そこだけ成長が遅くなり、日当たりの良い場所との差が目立ってしまいます。
庭全体を均一に美しくするのは難しく、期待外れに終わることもあります。
6. 意外と汚れる
泥や土で汚れないようにと天然芝を敷いたとしても、実際には芝生の葉がくっついたり、剥がれた部分から泥が出てきたりして汚れます。
例えば、庭に家庭用プールを出して遊んだ後、芝生の葉が大量について片付けが大変だったという話もよくあります。
片付けを簡単にしたい人には、天然芝は向いていないかもしれません。
□人工芝のメリット
1: 手入れの簡単さ
人工芝は、水やりや芝刈り、肥料の散布などの手入れが不要です。
忙しい人や、庭の手入れに時間をかけたくない人にとって、人工芝は魅力的な選択肢です。
2: コストパフォーマンスの良さ
人工芝は、天然芝と比べて初期費用が高く感じるかもしれませんが、手入れ費用がかからないため、長い目で見るとコストパフォーマンスに優れています。
3: 雑草が生えない
人工芝は、土壌に直接敷き詰めるため、雑草が生える心配がありません。
雑草対策に悩むことなく、美しい庭を維持できます。
4: 清潔で衛生的
人工芝は、土や砂などが付着しにくく、清潔で衛生的です。
小さなお子さんやペットがいる家庭でも、安心して利用できます。
5: 耐久性が高い
人工芝は、紫外線や雨風に強い素材で作られているため、長期間使用できます。
天然芝のように枯れる心配もなく、常に美しい状態を保てます。
6: 自然な風合いの欠如
人工芝は、天然芝のような自然な風合いはありません。
自然な緑を求める人には、物足りないと感じるかもしれません。
□まとめ
天然芝と人工芝には、それぞれメリットとデメリットがあります。
あなたの庭の環境やライフスタイル、そして求める庭のイメージに合わせて、最適な選択肢を選びましょう。
天然芝は、自然な風合いや環境への貢献といった魅力的なメリットがありますが、手入れの大変さやコスト面での課題も考慮する必要があります。
一方、人工芝は、手入れが簡単で、コストパフォーマンスに優れています。
本記事が芝の種類を判断する参考になれば幸いです。
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