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天然芝を人工芝に張り替える方法をご紹介!

天然芝の手入れに疲れて、楽に管理できる人工芝に張り替えたいけど、どこから手をつければいいか分からないと悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、天然芝と人工芝のメリットとデメリットと、天然芝を人工芝に張り替える方法をご紹介します。

□天然芝と人工芝のメリットとデメリット

*天然芝

1: 天然芝のメリット

・四季による見た目の違いを楽しめる
天然の植物だからこそ、季節ごとの日光や気温の変化に応じて見た目が変わります。
葉の長さ、色、太さの違いもあり、自然な風景を楽しめます。

・初期費用が安い
天然芝は本体価格がリーズナブルで、1平米あたり500円~1,000円程度で購入可能です。
下地などの材料費を含めても、1,500円~4,000円/平米が相場です。

・夏場は涼しくリラックス効果がある
天然芝は水分を含んでいるため、夏場でも表面温度があまり上がりません。
これにより、涼しく快適に過ごせます。

・バーベキューや花火を楽しめる
天然芝は内部に水分を含んでおり、火気にも比較的強いです。
そのため、庭でバーベキューや花火を楽しめます。

2: 天然芝のデメリット

・定期的な水やり・芝刈りが必要
天然芝は植物のため、水やりや芝刈りといったメンテナンスが必要です。
定期的にケアを怠ると、芝生が枯れたり変色する可能性があります。

・ランニングコストがかかる
水やり、芝刈り、肥料や除草剤の使用など、維持費用がかかります。
例えば、芝刈り機やエアレーション用の工具にも費用が発生します。

・施工場所を選ぶ
天然芝は生育に日光が必要で、日当たりの良い場所でしかうまく育ちません。
日陰が多い場所では、見た目にムラができることもあります。

・冬の景観が悪い
冬場になると、天然芝は休眠期間に入り、茶色く枯れたような見た目になります。
これにより、景観が暗くなる可能性があります。

*人工芝

1: 人工芝のメリット

・一年中青々としている
人工芝は季節を問わず、常に鮮やかな緑を保ちます。
冬でも青々とした景観を楽しめます。

・定期的なメンテナンスが不要
人工芝は植物ではないため、水やりや芝刈りの必要がありません。
一度敷けば、簡単な掃除で美しい状態を維持できます。

・ランニングコストがほぼかからない
メンテナンスがほとんど不要なため、ランニングコストがかかりません。
人工芝の寿命は約10年とされており、交換は10年に1回程度です。

・施工場所を選ばない
人工芝は土や日光がなくても敷けるため、マンションのベランダや日陰の多い中庭など、場所を選ばず使用できます。

2: 人工芝のデメリット

・四季の景観がなく、人工的な見た目
人工芝はリアルに見えるものもありますが、天然芝に比べると質感や手触りが劣ります。
自然な風情を求める場合、物足りなく感じることがあります。

・施工費用が天然芝よりかかる
人工芝は本体価格が高く、施工費用もかかりやすいです。
1平米あたり1,000円~2,000円程度、高級品では1万円前後かかることもあります。

・火気厳禁
人工芝は熱や火気に弱く、真夏には表面温度が急上昇します。
バーベキューや花火には向いていません。

・年数が経つと芝が寝る
長期間使用すると、人工芝が倒れて形状が変わりやすくなります。
傷んできた場合は、交換して敷き直す必要があります。

以上が、天然芝と人工芝のそれぞれのメリット・デメリットです。
どちらを選ぶかは、目的や好みに応じて検討してください。

□人工芝への張り替えを成功させるための4つのステップ

天然芝を人工芝に張り替える作業は、大きく分けて5つのステップで行えます。

1: 天然芝をはがす
まず、既存の天然芝を剥がす作業を行います。
この作業は、人工芝の仕上がりに大きく影響するため、丁寧に実施することが重要です。

天然芝の剥がし方としては、ジョレン、スコップ、手で剥がすなどがあります。
ジョレンは、土を傷つけずに芝だけを剥がすのに適しています。
スコップは、ジョレンよりも効率的に剥がすことができますが、土ごと剥がしてしまう可能性もあります。
手で剥がすのは、力が必要で、時間がかかるため、おすすめできません。

2: 根の除去
天然芝を剥がしたら、根が残っていないか確認し、根が残っている場合は、丁寧に除去します。
根が残っていると、人工芝の下から雑草が生えてきてしまう可能性があります。

3: 土のならし
凹凸があると、人工芝が綺麗に敷けません。

人工芝を敷くための土台となる下地作りは、非常に重要な工程です。
下地がしっかりしていないと、人工芝がすぐに破損したり、雑草が生えたりする原因となります。

土をならしたら、転圧機を使って土を固めます。
転圧することで、土の強度を高め、人工芝が沈み込むのを防ぎます。

転圧後、下地材を敷きます。
下地材は、土の強度を高め、雑草の生育を抑える効果があります。
下地材を敷いたら、防草シートを敷きます。
防草シートは、雑草の生育を完全に防ぐものではありませんが、雑草の発生を抑える効果があります。

4: 人工芝の敷設
下地が完成したら、いよいよ人工芝を敷設します。
人工芝の敷設は、丁寧に慎重に行う必要があります。

人工芝を敷設する前に、庭のサイズに合わせて人工芝をカットします。

カットした人工芝を、下地に敷き込みます。
人工芝を敷き込む際は、人工芝同士の継ぎ目を綺麗に合わせ、隙間ができないように注意します。

人工芝を敷き込んだら、固定します。
固定方法は、人工芝の種類によって異なります。

5: 仕上げ
人工芝を敷き終えたら、仕上げを行います。
仕上げには、人工芝の周りを綺麗にカットしたり、目地を埋めるなどがあります。

□まとめ

天然芝と人工芝のメリットとデメリットを考慮して庭の芝の種類を選択しましょう。
天然芝を人工芝に張り替える作業は、準備段階から施工まで、丁寧に慎重に行うことが重要です。
今回の内容を参考に、自分だけの理想の庭を実現してください。

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