人工芝の下地をDIYで作るなら、砕石は必須アイテムです。
砕石は、水はけの良さ、耐久性の高さ、施工のしやすさなど、人工芝の下地として多くのメリットがあります。
しかし、砕石の種類は多種多様で、それぞれに特徴があります。
この記事では、人工芝の下地に最適な砕石の種類や選び方、施工方法を解説します。
□人工芝の下地に砕石を使うメリット
人工芝の下地に砕石を使うメリットは、主に3つあります。
1:水はけの良さ
砕石は、砂や土に比べて粒子が大きく、隙間が多いです。
そのため、水はけが良く、雨水が溜まってしまうのを防ぎます。
特に、雨が降ると水溜りができやすい場所や、地面が粘土質で水はけが悪い場所では、砕石を使用することで水はけを改善することができます。
2:耐久性の高さ
砕石は、砂や土に比べて強度が高く、耐久性に優れています。
そのため、人工芝の下地として使用することで、長期間にわたって安定した状態を保つことができます。
また、人が歩いたり、子供が遊んだりしても、沈み込みにくく、丈夫な下地になります。
3:施工のしやすさ
砕石は、砂や土に比べて扱いやすく、施工がしやすいです。
砕石を敷き詰めるだけで、簡単に人工芝の下地を作ることができます。
また、砕石は、ホームセンターなどで手軽に購入することができるので、DIY初心者でも安心して施工できます。
□砕石の種類と選び方
砕石は、その用途や予算に合わせて適切なものを選ぶ必要があります。
ここでは、人工芝の下地に適した砕石の種類とその選び方について解説します。
1:砕石の種類
砕石は、大きく分けて「粒径」と「材質」で分類されます。
・粒径
砕石の粒径は、砕かれた石の大きさによって分類されます。
人工芝の下地には、0-40、20-40、40-80などの粒径の砕石が使用されます。
・材質
砕石の材質は、砕かれた石の種類によって分類されます。
代表的な砕石の材質には、次のものがあります。
– 安山岩砕石:強度が高く、耐久性に優れている
– 花崗岩砕石:水はけが良く、庭石としても人気
– 軽石:軽量で、水はけが良い
2:人工芝の下地に適した砕石の選び方
人工芝の下地に最適な砕石は、次の3つのポイントを考慮して選びましょう。
・用途
人工芝を敷く場所の用途によって、必要な砕石の種類が変わってきます。
例えば、人が頻繁に歩く場所や、車が乗り入れる場所には、強度が高い砕石を選びましょう。
・予算
砕石は、材質や粒径によって価格が異なります。
予算に合わせて、適切な砕石を選びましょう。
・排水性
人工芝の下地は、水はけの良さが重要です。
排水性を重視する場合は、水はけの良い砕石を選びましょう。
3:具体的な例
具体的な例として、庭に人工芝を敷く場合を考えてみましょう。
庭に人工芝を敷く場合は、強度と排水性を考慮して、安山岩砕石の0-40または20-40を選ぶのがおすすめです。
安山岩砕石は、強度が高く、耐久性に優れているため、人が歩いたり、子供が遊んだりしても、沈み込みにくいです。
また、0-40または20-40の粒径は、排水性も良好です。
□まとめ
この記事では、人工芝の下地に最適な砕石の種類や選び方、施工方法を解説しました。
砕石は、人工芝の下地として、水はけの良さ、耐久性の高さ、施工のしやすさなど、多くのメリットがあります。
DIYで人工芝の庭を作る際には、用途、予算、排水性などを考慮して、適切な砕石を選びましょう。
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