DIYで庭を美しく仕上げたい方にとって、人工芝の施工は魅力的な選択肢です。
しかし、正しい施工方法を理解しなければ、見た目や機能性に大きく影響する問題が発生する恐れがあります。
今回は、人工芝を敷く際の整地の重要性と、でこぼこになってしまった芝の修復方法について詳しく解説します。
□人工芝を整地しないリスクとは？
人工芝を敷く際の整地は、美しい仕上がりと長期間の耐久性を保証するために欠かせない工程です。
整地を怠ることで生じるさまざまな問題点を、具体例と共に見ていきましょう。
1:芝のずれや隙間の発生
整地を怠ると、地面の凹凸によって人工芝が均一に敷けず、芝同士の接続部分でズレが生じます。
これが原因で、見た目が悪くなるだけでなく、つまずきやすくなる危険も伴います。
2:縮みや接着剤の問題
敷地が均一でないと、芝の縮みが生じやすく、時間が経つと明らかな隙間が発生します。
また、芝同士を接着する際に接着剤が均等に広がらず、はみ出て汚れの原因にもなりかねません。
3:不自然な凹凸感
自然芝と異なり、人工芝はその性質上、地面の凹凸をそのまま表面に反映させてしまいます。
これにより、不自然な見た目の凹凸ができ、庭全体の美観が損なわれます。
以上のように、整地は人工芝を美しく、機能的に保つために非常に重要です。
少しでも平らな地面を作ることで、これらの問題を避けられます。
□既にでこぼこな人工芝の修復方法は？
人工芝がでこぼこになってしまった場合の修復方法もいくつかあります。
部分的な修復から全面的な再施工まで、対処法を紹介します。
＊部分修復のステップ
部分修復は比較的小規模な問題に対処する方法です。
以下の手順に従ってください。
1:でこぼこの箇所の切り抜き
でこぼこになった部分を正確に切り抜き、その周辺を整えます。
2:地面の平準化
地面が見えたら、石や雑草を取り除き、凹凸を平らにします。
必要に応じて砂を追加して、しっかりと転圧します。
3:人工芝の再敷設
地面を平らにした後、防草シートと人工芝を元に戻し、しっかりと固定します。
これで、部分的なでこぼこは解消されます。
＊全面再施工
庭全体のでこぼこがひどい場合は、全てを一度剥がし、地面から再整地する必要があります。
この際、転圧機を使用して地面をしっかりと固め、人工芝を再敷設することで、長期間美しい庭を保てます。
□まとめ
整地を怠ることで起こるさまざまな問題を理解し、適切な方法で施工することが、庭を美しく保つ秘訣です。
既に問題が発生している場合も、修復方法を適切に選ぶことで、長く快適な庭を楽しめます。
自分で行うのが難しい場合は、プロの技術を活用することも1つの選択肢です。
当社は誠心誠意をモットーに、防草シートや人工芝の張り替えやメンテナンスを行っております。
剪定・伐採などのサービスも行っておりますので、お庭のことならなんでも当社にご相談ください。
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